デスクワーク中でも簡単にできる「座ったままの体幹トレーニング」を、初心者向けに解説します。
はじめに
座ったままでも体幹は鍛えられます。
デスクワーク中やテレビを見ながらできる「ドローイン」と「ブレーシング」を、柔道整復師が初心者向けに解説します。
「腰回りを安定させたい」
「姿勢を整えたい」
「運動が苦手だけど体幹を鍛えたい」
そんなあなたにおすすめしたいのが、体幹トレーニング。
特に今回は、イスに座ったままでもできる「ドローイン」と「ブレーシング」という2つの方法をご紹介します。
道具も不要、場所も取らないので、デスクワーク中のすきま時間やテレビを見ながらでも実践できます!
こんな人におすすめ!
✔️デスクワークが多い
✔️運動する時間がない
✔️腰回りを安定させたい
✔️姿勢が気になる
✔️立って行う筋トレが苦手
体幹ってそもそも何?

体幹とは、背骨・骨盤まわりを含む胴体の部分を指します。
体幹の筋肉は、姿勢を保ったり、身体を動かす際に安定させたりする役割があります。
体幹の筋力や安定性が低下すると、
- 姿勢を保ちにくくなる
- 身体を動かす際の安定性が低下する
- 日常動作で身体を支えにくく感じる
などにつながることがあります。
【1】ドローインのやり方|座ったままの体幹トレーニング
ドローインとは、お腹をへこませるように呼吸を行い、腹横筋(ふくおうきん)などの腹部の筋肉を意識して働かせるトレーニングです。

やり方(イスに座ったままOK)
- 背筋を伸ばしてイスに腰掛ける
- ゆっくりと息を吐きながら、お腹をへこませていく
- お腹をへこませたまま、約10秒間キープする
- 息を吸って元に戻し、リラックスする
- 10回程度繰り返す
- 背中を丸めず、まっすぐに保つ
- 肩に力を入れず、リラックスして行う
- 慣れてきたら、歩行中や立ち姿勢でも実践可能
【2】ブレーシングとは?効果とやり方|初心者でもできる体幹安定法
ブレーシングは、腹部全体の筋肉に力を入れて「ギュッ」と固めることで、腹圧を高め、体幹の安定性を高める方法です。ドローインと違い、お腹をへこませるのではなく、腹部全体に力を入れるのが特徴です。

やり方(イスに座ったままOK)
- 背筋を伸ばして座る
- 深く息を吸い込み、お腹に力を入れて腹筋全体を固める
- 腹筋の力をキープしたまま、息を吐き続ける(約10秒間)
- 力を抜いてリラックス
- 10回程度繰り返す
- 力を入れたまま息を止めない
- お腹をへこませるのではなく、「前・横・後ろ」に張るイメージで腹圧をかける
- スポーツなど、身体を安定させながら力を発揮する場面にも活用できます。
ドローインとブレーシングの違いと使い分け
| 項目 | ドローイン | ブレーシング |
|---|---|---|
| 対象筋肉 | 腹横筋などのインナーマッスル | お腹の全ての筋肉 |
| 主な目的 | 腹部の筋肉を意識する・姿勢保持をサポート | 体幹の安定性を高める・力を発揮する際の身体の安定 |
| 呼吸の方法 | お腹をへこませる | お腹を張って腹圧をかける |
| 難易度 | 初級 | 中級 |
両方をバランスよく取り入れることで、日常生活からスポーツまで幅広く活かせる体幹をつくることができます。
よくある疑問 | FAQ
- Qどちらを優先してやればよいですか?
- A
初心者は比較的やりやすいドローインから始めるのがオススメ!
慣れてきたら、ブレーシングに挑戦してみてください!さらに慣れてきたらドローインorブレーシングを行いながら
両手をバンザイしたり、膝を曲げ伸ばししたりしてみてください。そうすることで、筋肉を使って体幹を安定させた状態で
身体を使う練習にもなります!
- Q腰痛がある人でもできますか?
- A
腰を曲げ伸ばししないため、腰痛持ちの方でも比較的やりやすいですが
ドローインやブレーシングをやって痛みが出る場合は控えてください。
状態によっては悪化してしまう場合がありますので、一度医療機関などでご相談ください。
負担の少ない座り方について
座り姿勢が気になる方は下記記事をチェック!👇

まとめ
体幹トレーニングは、寝たまま・立ったままだけでなく、座った姿勢でも取り入れることができます。
忙しい日々でも少しの時間で実践できるので、ぜひ習慣にしてみてください。
「ドローイン」と「ブレーシング」、あなたの体幹強化の第一歩に!
腹筋のストレッチも取り入れたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

参考文献
Madokoro S, Yokogawa M, Miaki H.
Effect of the Abdominal Draw-In Maneuver and Bracing on Abdominal Muscle Thickness and the Associated Subjective Difficulty in Healthy Individuals.
Healthcare. 2020;8(4):496. https://doi.org/10.3390/healthcare8040496



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