【簡単チェック】その姿勢の悪さ、猫背だけじゃない。“姿勢”タイプ別特徴

こども ケガ・予防

「気づいたら姿勢が悪くなってる…」
「姿勢が悪いのは、どこが原因なんだろう…」

姿勢について、そんな風に悩んでいませんか?

なかなか姿勢を正すのって根気がいるし、どうやったらよいかわからないことって多いですよね。

実は姿勢には様々なタイプがあることをご存知でしたか?

この記事では、まず「自分の姿勢はどのタイプかな?」と、客観的に知るための“姿勢”のタイプをご紹介します!

•すぐに「疲れる」
• 首、背中、腰がだるい
• 自分の姿勢はどうなってる?

と気になる方は、
ぜひご覧いただき、自分の姿勢をチェックしてみてください!

なぜ、姿勢の「タイプ」を知ることが大事なの?

それは、タイプによって「原因」も「アプローチ方法」も全く違うからです。

対処を間違えれば、逆効果になってしまう可能性もあります。

身体も「どこが」「どうなって」のかを知ることが、改善への一番の近道なんです。

さあ、鏡の前に立って、横から見た自分または家族がどれに近いか、見てみましょう!

タイプ①:猫背(ねこぜ)

いわゆる「背中が丸まっている」状態です。

胸の背骨(胸椎)が丸まり、肩が内側に入り、顔が前に出やすくなります。

特徴:
• 手芸、デスクワーク、ゲームなどしている時に丸まりやすい
• 壁に背中をつけたとき、頭が壁から離れてしまう
• 呼吸が浅くなりやすい。

タイプ②:頭部前方変位(ストレートネック)

「スマホ首」と言われるものです。

頭が肩のラインよりも前に出てしまっています。

特徴:
• 頸椎の生理的なカーブが、まっすぐなっている
• 重い頭を首の筋肉だけで支えるため、首・肩こりが慢性化可能性がある。
• 集中力の低下にも繋がる。

タイプ③:反り腰(そりごし)

一見すると、背中が伸びていて姿勢が良く見えることもありますが、

腰が「グイッ」と過剰に反っている状態です。

特徴:
• お腹を前に突き出しているように見える。
• 腰にストレスがかかる。
• 背面にある筋肉が短縮してしまう。

タイプ④:カイホロードシス(猫背+反り腰)

猫背と反り腰が同時にみられる姿勢。

背中は丸くなっていて、腰が反っている状態。

特徴:
• 骨盤が前に傾いている(前傾)。
• 背骨の緩やかなS字が、過度なものになっている。
• 肩が前に出ているように見える。

タイプ⑤:スウェイバック(骨盤後傾)

猫背+下っ腹を突き出したような姿勢。

特徴:
• 骨盤が後ろに倒れ(後傾)+前方に出ている。
• 頭部が前に、そして背中が丸くなってしまっている。
• 首肩、背中、腰、股関節に負担がかかりやすい

タイプ⑥:フラットバック(平背)

衝撃を吸収するための自然な背骨のS字カーブが失われ、

背中が「まっ平ら」になってしまった状態です。

特徴:
• 一見すると姿勢が良すぎるように見える。
• 骨盤が後ろに傾いている(後傾)。
• 衝撃吸収ができず、腰や椎間板に負担がかかかる。

タイプ⑦:亀背(きはい)

「猫背」と似ていますが、背中の特定の骨に骨折等があり、猫背よりも背中が突き出ているように丸まっている状態。(高齢者の方に多く見られます)

特徴:
• 首や肩、腰への負担が非常に大きい。
• 仰向けで寝ると、突き出ている所が床に当って痛い。

まとめ

※痛みやしびれが強い場合は、まず専門機関での診断をお勧めいたします。

さあ、どうでしたか?

  • タイプ①:猫背(ねこぜ)
  • タイプ②:頭部前方変位(ストレートネック)
  • タイプ③:反り腰(そりごし)
  • タイプ④:カイホロードシス(猫背+反り腰)
  • タイプ⑤:スウェイバック(骨盤後傾)
  • タイプ⑥:フラットバック(平背)
  • タイプ⑦:亀背(きはい)

「ウチの子、猫背だと思ってたけど、反り腰も混ざってるかも…」

「私、横から見たらこんな感じなのか、、」なんて、新しい発見があったかもしれません。

大切なのは、「悪い姿勢=ダメなこと」と落ち込むことではありません。

「あ、今は身体がこういうクセになってるんだな」と客観的に知ること

そして、そのクセを「治す」というより、**正しい身体の使い方を「育て直す」**という視点に切り替えることです。

無意識の「姿勢のクセ」によって狭められてしまうのは、本当にもったいないことです。

このブログやInstagram、LINE公式アカウントでは、これからも身体づくりのヒントを発信していきます。

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